立川バプテスト教会日野神明伝道所
イエスさまが祈りについて語られたこの言葉を、どのように聞き、受け止められますか。ほんとうにうれしい言葉ですが、しっかり受け止めておいでですか。私の心はいつも揺れて、自分で手出ししてしまうことしばしばです。それでも信仰者か、と問われています。そう問われても私は、はい、私はイエス・キリストを主と信じています、とお答えします。そんな支離滅裂に等しい私をも、神さまは愛し受け止めて下さるお方です。
「祈りの答え見ずとも/み言葉信じ待てば/み神は知りてなしたもう/信ぜよみ神を。信ぜよみ神を/われらを守りたもう/信ぜよ、信ぜよ、いと高き神を」
(新生賛美歌491)と私たちは歌います。これは私たちの信仰です。けれども現実には、答えをいただけない祈りが多くあります。そこで私たちは、なぜ答えられないかと神さまに詰問しますが、神さまは何も答えてはくれません。それで私たちに、神さまへの不信がつのるというのではなく、なぜ答えて下されないのかと言いつのるのでしょう。そのとき私は、イエスさまが言われた言葉を、もう一度、聞き直させていただきました。イエスさまはこう言われたのでした。「祈り求めることはすべて、すでに得られたと信じなさい」と。それがイエスさまの答えでした。
ヨハネは第一の手紙に「神に願うことは何でもかなえられます。わたしたちが神の掟を守り、御心に適うことを行っているからです」(3:22)とあります。私たちは本当に大切なことを忘れてはいないでしょうか。み言葉にしっかり生きて主の掟を守ることです。愛を全うするならば、困難はかならず克服することができます。
2017/9/24